文・写真=高原
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海南省省長蒋定之(右)が発言する |
3月7日午前9時、海南省代表団は人民大会堂の海南ホールで開放グループ活動を行い、政府活動報告の審議をした。
会議の席上で、海南省省長の蒋定之は、「ここ2年間、国際観光島政策のよい刺激と推進力を受け、われわれの全省経済は快速の発展を得ました。昨年われわれは経済総量2,715億を実現し、2009年の1,654億に比べ52%増となっており、一人当たりのGDPは4,500ドルを突破しました。投資は2年連続で増加幅32%以上を記録しており、昨年われわれの投資量は比較的多く、1,600億あまりに達しました。地方公共財政収入は342億で、2009年の178億に比べ、91%増加しています。財政収入もほぼ二倍に増え、海南史上例を見ない額となりました。昨年の住民の可処分所得と農民の平均収入増加率は、それぞれ全国1位と4位となり、都市部住民の一年の平均可処分所得は11.8%増で、農村の純収入は13.4%増となり、これもまた、海南省史上まれに見るものとなっています。この2年間に、われわれの省の経済発展はひとつ上の段階に昇ったといえ、著しい成果を得ています。しかし、海南省は建設開始の時間が遅く、まだ基盤が弱いため、海南省全体はまだ発達を欠いた段階にあり、発達の遅れた省であるといえ、主要経済指標はいまだ全国の平均レベルより低くなっています。発達の遅れた省の基本状況と発達した地区の経験がわれわれに教えてくれることとして、イノベーション発展こそが海南省の現在のもっとも根本的な任務です」と語った。
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リー族の代表たちが身に鮮やかな民族衣装をまとい、グループ活動に出席した |
人民中国インターネット版 2012年3月8日
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