文=于文
3月7日午前に開かれた商務部の陳徳銘部長(大臣)の記者会見で、記者の質問に答えて陳部長は、中国の現在の条件のもとでは、電子商取引(eコマース)は今後極めて有望であると表明した。
陳部長は次のように述べた。中国は途上国で、現在の物理的状態、卸・小売ネットワークや商品配送システムの実態にはまだ多くの欠陥が存在し、まだ不完全だ。このため、電子商取引は他の諸国、特に先進国に比べてより速い発展の速度を持っている。現在、あらゆる電子商取引形態の取引額はすでに年間6兆元前後に達しており、これはGDPの13%を占める。このうち小売分野の電子ショッピングだけで8000億元前後となっており、これは非常に潜在力を持った業界と言える。同時に、これはまた小・零細企業にとって、若者たちにとって、とりわけ大学を卒業したばかりの若者がビジネスモデルを創造するのに、自らの事業を起こすのによりよい舞台となっている。というのも、ネット上のこれら新しいビジネスモデルはコストが非常に低いからだ。大都市の中心部で実際にショッピングビジネスを展開するというのは、1人の若者にとってはほぼ想像できないことだ。このため、ネットショッピングは中国の未来に極めて大きな発展空間を持っている。
陳部長は同時に、ネットショッピングの形式はまた、より高い商業的誠実・信用性に対する要求をもたらしたが、これはまさに中国がこれから力を入れて改善すべきところだと強調した。このため、私たちはそれらネットショッピングの誠実・信用度についてさらに高い要求をし、中国もすでにこの方面の立法についてよく検討していると述べた。
人民中国インターネット版 2012年3月10日 |