文化産業の大発展について、香港特区全国政協委員の劉長楽は、香港は巨大な資本と情報と人材リソースをもち、文化の大発展・大繁栄の促進や中華文化の輸出のプロセスで、重要な役割を果たすことができると語った。
劉長楽委員は、香港は中洋折衷の文化的伝統、開放された経済システムと完全な法律制度、国際文化市場やオペレーション規則を熟知した複合型人材、強い外向志向のある文化産業をもち、チャンスをとらえて内地との協力を拡大し、内地を新興文化の消費市場、各種のクリエーション人材と生産サポートの基地として、製作コストを下げて生産力を強め、同時に香港の強みを生かし、内地文化製品の全世界に向けた宣伝・販売を拡大し、中国文化産業の発展と、中華文化の「輸出」をすすめるうえでさらに重要な役割を果たすべきだと考えている。
彼はさらに提案のなかで、香港の資本市場の強みを十分に生かし、さらに多くの内地の文化産業が香港で上場できる政策や激励策を制定し、香港の文化産業の国際化・外向型という強みを十分に発揮し、香港の文化仲介機構の国際販売ルートを通して、内地文化製品の対外交流を拡大し、中国文化製品の対外拡張のひとつの重要な窓口としようと提案している。
人民中国インターネット版 2012年3月11日 |