中国の第4世代ステルス戦闘機J20が2月28日、成都で再び試験飛行を行った。J20戦闘機はこのほど、試験飛行を頻繁に行い、2日連続で実施するなどの動きを見せている。
全人代の第4回全体会議に出席した全人大代表、中国空軍装備部元部長の魏鋼少将は香港紙の取材に対し、「J20の試験飛行は順調に進み、まもなく戦闘力形成の段階に入るだろう」と述べた。
また、J20が部隊を正式に装備する時期について、魏鋼氏は「J20の具体的な服役時期はまだ推測できないが、今年でないことは確か。国産であれ、海外産であれ、どのタイプの戦闘機にも一定の周期の試験飛行期間が必要である」との見方を示した。
J20戦闘機は中国が開発した第4世代の戦闘機であり、2011年に国内外から注目を集めた。
J20の試験飛行について、国防部の楊宇軍報道官も昨年末、記者の質問に対して「新型武器が開発過程で一連の試験を行うことは慣例かつ正常なことである」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年3月12日
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