文=于文
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朱建華代表 |
朱建華は、1963年生まれ、湖北省監利県新溝交通村の農民であり、第11期全人代代表だ。2008年に全人代代表に選ばれて以来、農村にありながら基層の民生に注目し、現実と結びついた、それぞれの問題に対応する多くの建議を提出してきた。
一人の農民として、選ばれた当初、朱建華は、どのようにしたらよいのか分からず、困難にも多々、直面した。多くの人が社会の民生における非常に切迫した問題、複雑な問題を彼に訴えたが、朱建華自身が調査研究に向かうと、拒まれ、受け入れてもらえない、という結果になることが常だった。「全人代代表の養成トレーニングは、絶え間なく私たちを充電させ、職務履行能力を強化するものでした。基層の代表たちに対するサポートもとても良いものでした。学習を通し、全人代代表の責任の重さ、職務をいかに良く遂行するかを知りました」と朱建華は語る。
5年間の全人代代表に対し、朱建華は、「政府は庶民が伝える心の声を大事として受けとめ、改革は力強く、非常な喜びと安堵を感じています」と感慨深く語った。民生問題と農村の実際の状況をめぐり、朱建華は、調査研究を通し、多くの建議を提出している。漢江の汚水に対する建議の提出ののち、全人代は、それを迅速に職能部門に届け、湖北省水利庁は、すぐにそれに回答し、庁長は自ら現場に駆けつけ、この問題を処理した。
農村の水利設備建設問題に対し、朱建華は、農村の田畑のインフラ設備の建設強化という提案を毎年、提出し、国家は、それに基づき、毎年、田畑の水利インフラ設備の建設を増大させている。2008年より、田畑の水利インフラ建設への年を追うごとの増大に従い、2011年までに全国の食糧生産量は約2千万トン増加した。朱建華は、「政府は末端の代表の建議、庶民が伝える状況にとても良い処理を確実に行っています。改革は、確実に成果をもたらしています」」と語った。
人民中国インターネット版 2012年3月14日
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