中国人民政治協商会議第11期全国委員会第5回会議の第4回全体会議において、全国政協委員、福建省泉州市政協副主席駱沙鳴は、『両岸の文化交流と協力を強め、共に中華文化の新しい時代のイメージを創造しよう』という議題について発言した。駱沙鳴は、「両岸の関係が平和的発展の新しい段階に入るにつれ、特に“両岸の経済協力枠組み協議」(ECFA)”の締結は、両岸の経済貿易領域の交流合作に重要な成果をあげている」と述べた。駱沙鳴は、現在、時機を逃すことなく両岸の文化交流と協力を推進し、両岸の中華文化の文化的自覚、文化的自信と文化面の努力を絶え間なく向上させることが、両岸関係の平和的発展の民意の基礎をさらに確かなものとし、“平和的統一、一国二制度”の方針の現実化に対し、実質的な進展をなし得る、と見る。
駱沙鳴は、両岸の同胞が以下の方面において共に努力するよう提案した。それは、海峡両岸の文化交流協力実現の制度化の推進、両岸の文化産業の協力の強化、両岸の文化協力のためのハイレベルの複合型人材の養成、中華文化の時代の姿を創造することへの努力、である。
人民中国インターネット版 2012年3月14日 |