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第12期全国人民代表大会(全人代)代表選挙の最大の注目点は、都市部と農村部が同じ人口比率に基づいて代表を選挙することだ。
1953年の中華人民共和国初の選挙法公布以降、1995年以前は中国の農村部と都市部の1名の全人代代表の比率は8対1となっていた。1995年に全国人民代表大会常務委員会で選挙法が改正され、これが4対1となった。つまり、農村部は都市部と同じ人口という状況下でも、農村から選出される代表の人数は少ないということだ。都市部と農村部が同じ人口比率に基づいて全人代代表を選挙するという原則は、農村人口が選挙及び政治的権利の実現において、平等の原則に向かって進む大きな一歩となることを意味している。
人民中国インターネット版 2012年3月14日
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