発展している国で発展している産業を

学生時代にベンチャーを志し、グローバルに活躍できる会社を創ろうと考えて、大学3年生の時にスターディーツアーで初めて中国にやって来ました。香港・広州・上海・北京の各地を見て回り、急速な経済発展に追いつかんと必死に頑張る工場労働者・学生・社会人達を目の当たりにして、かなりの衝撃を受けました。このままずっと日本にいてはいけないと、卒業後に北京語言大学に留学、米UCSDではPre MBAコースでビジネスを学びました。2006年に北京にてインターネットベンチャーを設立。以降、無印良品さん、キユーピーさんといった企業ウェブサイトを制作し、百度やGoogle等の検索エンジンマーケティング、井村屋さんなど日系企業のタオバオモール運営等、インターネットに特化した事業を展開してきました。

日本初のウェイボー本を出版

海外SNSへのアクセスが規制される中で発展した、中国版ツイッター ウェイボーはユーザー数が既に３億人を超えています。10万を超える企業も公式アカウントを開設し、日系企業や日本の著名人も数百社がアカウントを開設して、ビジネス展開を行なっています。こうした情報がまだまだ日本では伝わっていないと感じ、2012年4月に日本で初めてとなるウェイボーについての専門書籍「中国版ツイッター ウェイボーを攻略せよ」（ワニブックス）を出版いたしました。日本の皆様にウェイボーのことや、中国市場の熱さをお伝えできればと願っております。

インターネットで世界を元気に

3.11の震災発生後、タオバオ内に義援金サイト「RESCUE JAPAN」を開設、著名人の方々にもウェイボーを使って募金を広く呼びかけていただきました。その結果、中国の方を中心に約1300人から約116万円の寄付を頂き、日本大使館経由で日本赤十字に送金いたしました。こんなに多くの方々が日本に想いを寄せてくれたことを、日本の皆様にもぜひお伝えしたいと思っています。バブル崩壊以降続いている日本経済の停滞により、失われた10年は20年になったとも言われるようになりました。弊社では、インターネットビジネスを通じて日本を、中国を、そして世界を元気にしていけるよう、全力で邁進していきます。今後も日中間で多くの人たちが往来し、友好が深まり、互いに成長して行けるよう願い、そして行動を続けて参ります。