第5回中国・凱里原生態（本来の姿を留める）民族文化フェスティバル及び2012中国凱里銀飾刺繍博覧会が2012年11月18日、貴州省黔東南ミャオ族トン族自治州凱里市（がいりし）体育場で盛大に開幕した。同州には444万人のミャオ族やトン族が暮らしているが、この日凱里市には花の香りが満ち、歌声や歓声が響き、華やかなお祭りムードに包まれた。

2012中国凱里銀飾刺繍博覧会は11月18日から22日まで行われた。博覧会のテーマは「民族文化を掘り起こして広め、銀装飾・刺繍のブランドを打ち立てる」。総展示面積２万平方メートルの会場を４つの展示エリアに分け、銀装飾・刺繍を含むメーンテーマ展、無形文化遺産と工芸品の展示、観光商品の展示、銀装飾・刺繍作品の品評授賞、歌や踊りの演出、名産の軽食グルメなど６つの内容を中心に展示が行われた。

一方、凱里市開懐村では、フェスティバルと博覧会の開催を記念して闘牛大会が行われた。折からの雨にもかかわらず、全国から大勢の熱心な闘牛愛好家が自慢の牛を連れて駆けつけ、多くの観衆が白熱の闘いに掛け声を飛ばした。

人民中国インターネット版　2012年11月21日