文・写真=孫立成
2012年11月25日、中国民族博物館、貴州省観光局、黔東南州人民政府が主催し、中国共産党雷山県委員会、雷山県人民政府が運営を担当、蘇州工芸美術職業学院が協力する「2012中国・雷山ミャオ年文化ウイーク及び鼓蔵節」が雷山県民族文化体育センターで盛大に開幕した。
このイベントでは、全国からの15のミャオ族代表チームが盛装してパレードを行い、開幕式がスタートした。ミャオ族千年の古来の姿を残す歌舞を披露した。これは、「長卓盛宴」(長いテーブルで行われる宴)「鼓舞飛揚」(鼓と踊りの伝統芸能)「盛世銀装」(銀のアクセサリーでの盛装)「金秋送鼓」(秋に鼓を山中にしまう儀式)という4つの部分で構成された民俗の演出であり、今回のイベントをクライマックスに導くものだ。会場には5万人以上の観衆とお祭りに参加する群衆が一体となり、ミャオ族の飛歌に耳を傾け、ふるさとの宴を味わい、現代と伝統が入り混じる文化の息吹を堪能した。
【メモ】 |
13年に1度行われる「鼓蔵節」は国家無形文化遺産リストに最初に指定された文化遺産のひとつで、ミャオ族の人たちが同胞先人を想い、祖先を祭る、最もユニークで盛大なイベント。 |
人民中国インターネット版 2012年12月4日
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