第12期全国人民代表大会第1回会議は3月5日午前9時、人民大会堂で開幕した。会議では、国務院の温家宝総理が政府活動報告を行った。この5年間の主な取り組みという部分で、行政体制の改革について温総理は次のように述べた。
ここ5年、わが国のマクロ経済は全般的に好ましい状態を保ち、安定した比較的速い成長、物価の相対的安定、雇用の持続的拡大、国際収支の均衡化傾向が見られ、GDPの年平均伸び率が9.3%となり、同じ時期の全世界の伸び率と新興経済体の伸び率をともに大きく上回ったほか、インフレ率もわが国以外の新興経済体に比べてかなり低く抑えられた。わが国は経済が安定し、活力に満ち溢れることになった。
この5年間を振り返ってみれば、国際経済情勢が複雑に変化を重ねながら低迷期を抜け出せずにいるというきびしい局面に立ち向かうに当たり、中央は科学的判断と果敢な政策決定を行うことで、わが国の現代化の進展が外部からの激しい衝撃により大きく混乱してしまうのを効果的に防いできたのである。実践が証明しているとおり、これらの政策決定や配置はまったく正しかったのである。
「中国網日本語版(チャイナネット)」
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