全国政治協商会議の委員を務める財政部(財政省)の朱光耀副部長は4日、「我が国の財政状況は全体として健全だ。2012年の財政赤字が国内総生産(GDP)に占める規模は1.5%を超えなかった。これは世界の主要経済体の中で最も健全なものだ。財政収入と経済成長、インフレとの関係が科学的な比率を保つことを願う。こうした方面において、財政部門はより大きな努力を重ねているところだ「人民日報」が伝えた。
中国経済がギアチェンジしてから、経済と財政収入の伸びが鈍化したが、支出の圧力は増大を続けている。朱副部長はこうした状況について、これは経済発展の客観的な規律であるとし、今後は財政支出の構造を合理的に設定して、あらゆる地域のあらゆる階層が改革開放のメリットを享受できるよう保証すると述べた。
「人民網日本語版」2013年3月5日
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