全国政治協商委員会は3月7日午前9時、メディアセンター2階の多機能ホールで全国政治協商第12期全国委員会第1回会議の2回目の記者会見を行った。政協委員の厲以寧、林毅夫、陳錫文、李毅中、杜鷹、賈治邦などの各氏が「科学的発展の推進」に関する質問に答えた。中国の遺伝子組み換え農産物の輸入状況に関する質問に答えた際、陳錫文政協委員が次のように述べた。
近年、中国は遺伝子組み換え農産物を輸入を続けている。中国もまた、世界において遺伝子組み換え農産物の生産規模が比較的大きい国だが、主な対象は綿花であり、食品で行うことは少ない。
中国が輸入している遺伝子組み換え農産物は主に大豆に集中しており、2012年の輸入量は5838万トンに上り、大多数が遺伝子組み換え大豆であり、主にアメリカ、ブラジル、アルゼンチンから輸入している。遺伝子組み換え農産物の輸入は当面避けられないことである。中国の自国の大豆生産量は1300―1400万トンだが、需要は7000万トンを上回っており、大豆だけ見ても、今後も引き続き輸入に頼る必要があることがわかる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年3月7日
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