温家宝総理は6日、第12期全国人民代表大会第1回会議のグループ別に開かれた四川代表団の会議に参加し、政府活動報告に関する代表らの意見と提案に耳を傾けた。
温総理はその際「私は10年間首相をやってきたが、まもなく任期が終了する。今年は最後の政府活動報告を行った。今日は、皆さんの意見を聞きに来たのであり、また別れの挨拶をしにきた。この10年はわが国の発展史上並々ならぬ10年だった。私は国民から国に奉仕するチャンスをもらい、これに非常に感謝しており、このチャンスを大切にしている。このことは私に大きな自信と勇気を与えてくれた。首相に就任したばかりのころに目標を立てた。それはたゆまぬ努力を通じて、改革開放を推進し、経済を更に発展させ、国民の生活レベルを大いに高め、社会をより進歩させていくことだ。国民の期待こそがわれわれが努力していく方向である。国民の願いはわれわれの目標である。われわれがやったすべてのことは国民のためだ。われわれの国の未来はより麗しくなり、国民がより幸せになっていくことを希望する」と述べた。
中国国際放送局 日本語部より 2013年3月7日
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