中国では食べ物の無駄をなくすことを目指した「光盤」(食べ残しをしない)運動が広がっている。北京で開催中の全人代と政治協商会議の参加者たちもこの動きに応じており、「光盤行動」は会場でよく聞かれる言葉となっている。
今年に入り中国共産党中央が「贅沢や浪費に反対し、節約を励行する」と呼びかけたことをきっかけに、外食の際に料理を残さず食べることや、残ったものを持ち帰るという動きが広がった。「光盤」は中国では、もともとCDやDVDなどの光ディスクを指す言葉でしたが、「皿の上のものを残さずきれいに食べる」を中国語で「光盤」とも言えることから、「光盤行動」と名づけられた。
中国国際放送局 日本語部より 2013年3月7日
|