第12期全国人民代表大会(全人代)第1回会議は9日午前10時、北京の人民大会堂の3階にある金色ホールで記者会見を開き、中国外交部の楊潔篪部長が「中国の外交政策と対外関係」について記者の質問に答えた。
『チャイナデイリー』の記者:「西側諸国のメディアが、中国ハッカーによるサイバー攻撃を受けたと報じており、その裏に中国政府と軍側の姿が隠れていると言っていることに対し、どのように考えているか」。
楊潔篪部長:ここ最近、ハッカー攻撃に関する報道は多く、矛先を直接中国に向けるものも少なくない。衝撃的で注目を集めやすい内容ではあるものの、真剣な検討に耐えられない。実際のところ、中国はサイバーセキュリティに関しては、弱い立場にある国であり、ハッカーによる攻撃が最も深刻な国の一つでもある。中国政府は断固として、ハッカーのサイバー攻撃に反対であり、既に関連する法律を制定することで、ハッキング行為を禁止し、取り締まることを明確に示している。
黒いものは黒い、白いものは白い。皆、何が真実であるかは、はっきりわかっているはずだ。政治的な目論見によって人々の注目が集まるような報道をでっち上げる行為は、相手の顔に泥を塗ることができないだけでなく、自分の面目を施すこともできない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年3月9日 |