文・写真=王衆一
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発言する黄小祥委員 |
全国政協第12期第1回会議第2次全体会議で発言した黄小祥委員は、中国の数多くの零細企業を扶助するという観点から、「金融分野における改革をスピードアップする」ことに言及した。彼は、「商業銀行のさらに多くの金融資源を民営企業、とくに零細企業に傾けるよう指導・激励する必要がある。合理的な負債比率を確保するという前提のもとで、商業銀行にリスク準備金、不良資産の帳消しなどの差別化した金融監督管理メカニズムを実施する必要がある」と語る。商業銀行の金融特定項目債により零細企業にローンを組むとき、新たに増えた規模に算入せず、零細企業が負ったローンの200万元未満の不良債権は直接相殺ことができるという制度をつくり、さらに商業銀行にある程度の量の零細企業向け専門機構をつくり、信託・インターネット融資などの商品やサービスを新たに開発・発展させることを奨励・支持することを黄委員は提案する。
人民中国インターネット版 2013年3月10日
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