釣魚島問題をめぐる中国と日本の対立は半年の長きにわたっており、両国関係はいまだ改善されていない。中国は、日本が現実を正視し、実際の行動で誤りを正し、中国とともに対話と協議を通じて関連問題を適切に処理するよう、事態を深刻化させ制御不能にしないよう呼びかけている。
歴史を正しく認識することは、中日関係を発展させる重要な基礎だ。日本の軍国主義は侵略戦争を発動し中国を含むアジアの国と人々に多大な被害をもたらした。事実が繰り返し証明しているように、歴史を尊重してこそ未来を勝ち取れる。日本は歴史を正視し深く反省してこそ、アジアの隣国と良好な関係を築くことができるのだ。
中国と日本が長期にわたる健全で安定した関係を発展させることは、両国と両国人民の根本的利益にかなっている。楊部長は、中国は中日間の4つの政治文書の原則と精神をもとに、引き続き中日の戦略的互恵関係を発展させることを願うと述べている。中国は日本が中日関係改善のために真摯な努力をし、この地域の平和、安定、発展に積極的で責任ある役割を果たすよう懇切に促すものだ。
人民中国インターネット版 2013年3月11日 |