最近インターネットを通じて中国の「両会(全国人民代表大会・全国政治協商会議)」について多くの事を理解し、中国の政治、経済、社会への理解を深めた。(文:阿里克徳・福爾内<音訳>チュニス大学教授<政治経済学>) 過去10年間で中国は政治的安定の維持を基礎に世界第2の経済大国となった。経済発展は政治的安定の揺るぎない基礎ともなった。国の強大化と人々の生活の改善によって、政府は無数の民衆から十分な信頼と支持を得た。中国は自らの国情と民意に基づき発展政策を定め、自主、開放、改革の道を選んで多大な成功をおさめた。中国の経験と方法はアフリカ諸国、アラブ諸国にとって真剣に参考にする価値がある。
今年の両会で中国は国家指導者の任期満了に伴う交代を平穏かつ順調に実現した。これは中国が将来の発展においても良好な趨勢を維持することを告げるものだ。中国の新たな国家指導者は豊富な活動経験を持ち、自国の社会状況と民意をはっきりと理解しており、効果的かつ知恵のある国家管理を行うだろう。また、社会に尽くし、民衆に幸福をもたらす条件を備えている。
中国とアフリカ諸国、アラブ諸国との協力はより緊密化する。中国の良好な発展の展望はアフリカ諸国、アラブ諸国にとってプラスだ。中国の習近平国家主席がアフリカを訪問することは、中国がアフリカ諸国との関係発展を非常に重視していることを物語っている。アフリカ諸国も金融・投資、工業・製造業、クリーンエネルギー、医薬・衛生、環境保護、デジタル通信、教育・育成面で中国との協力を一段と強化することを望んでいる。
「人民網日本語版」2013年3月17日
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