ホーム ニュース 最新動画 トピックス コメン ト 記者メモ スケジュール 「両会」とは
記者メモ
   会議における節約の呼びかけに応え、各代表団は往年のように会場に生花を置くのをやめた。(段非平)
   環境保護は今期政協が進んで役割を果たすべく積極的に取り上げるテーマだ。数日来の医療衛生、文芸、経済などの取材では、どの討議でも環境保護は離れることができない話題となっていた。委員は経済発展モデルの転換、各分野で環境問題での協力を強めること、生活スタイルの転換などといった面で、環境保護に対する建言と献策を行っている。(張雪)
   政協委員で環境保護部副部長の張力軍氏は、中国は環境保護分野でドアを開け放っており、環境問題での国際協力を歓迎すると述べた。同委員によると、中国と日本の環境保護分野での協力は、中国の環境保護政策の決定、環境保護立法、人材院生に重要な役割を果たしてきたという。(張雪)
   朝、ある委員のグループ討議について取材するためタクシーで五環路の宿舎に向かっていたが、出勤ラッシュの時間にもかかわらず渋滞がなかった。女性運転手は、今年は両会のための道路封鎖がなく、交通への明らかな影響は見られないと話していた。(張雪)
   政協委員で鉄道部副部長の彭開宙氏は、2012年末までに中国の鉄道の機関車の電化率は62%に達し、エネルギー消費と環境汚染を大幅に引き下げたと述べた。これに他の委員たちが非常に興味を持ち矢継ぎ早の質問を浴びせたため、彭委員はこれに応える形で、鉄道機関車発達史に関する即席の「科学普及講座」を開催していた。(張雪)
   張玉坤代表:温総理の政府活動報告を聞き、今期の政府は5年の間に民のために政治を行い、中国の経済建設、社会発展、民生改善などの方面で、世界に注目される成績を収め、国民をよりいっそう鼓舞してきたと感じます。(段非平)
   張占宇代表:国務院はここ数年ずっと「三農(農業、農村、農民)」を最優先事項とみなしてきました。優遇政策や、農民を強く、豊かにする政策がひっきりなしに出され、われわれ農民は熱い感謝の念で胸がいっぱいです。(段非平)
   関彦斌代表:総理の報告を聞き、今後5年間、中国は希望に満ちていると感じました。国際社会からすると、中国は見所があり、中国の民衆からすれば、心に希望があります。経済体制改革が深まれば、民営企業もやり甲斐があるでしょう。(段非平)
   李光宇代表:国の教育に対する投入は年を追うごとに増えており、2012年はGDP比4%にまで達しました。教育従事者の一人として、これにとても慰めを感じています。しかし、アメリカは8%、インドでも7.4%であることと比較すると、この数字はまだ低いものであることを、われわれは知らねばなりません。政府はさらに教育に対する投入を増やし続ける必要があります。いかなる国や民族と競争するにしても、最後には必ず科学技術や人材による競争になるからです。(段非平)
   3月5日、第12期全国人民代表大会が北京で開かれた。会の席上で温総理は政府活動報告を行い、報告の真実を重んじた実務的な姿勢が、代表たちに深い印象を残した。会の後、記者は代表たちを取材して、政府活動報告を聞いた感想について聞き、ここに記録した。(段非平)
   全人代が開幕した日はよい天気だったが、みな1カ月前のスモッグが続いた日々を忘れてはおらず、大気汚染対策はやはり今回の大会の熱い話題となる。(段非平)
   邵一鳴委員:政協委員で中国疾病予防コントロールセンター・HIV首席専門家の邵一鳴氏は、医療衛生分野での国際協力強めることを呼び掛けました。彼は、中国の医療衛生分野はかつて国際的学習によって急速な発展を遂げたことを指摘し、中国は途上国の医療援助で、現地の人々の医療衛生条件を大きな改善に尽力しており、この分野で引き続き協力を強めていくべきであると主張しました。(張雪)
   劉玉樹委員:政協委員で北京大学第一医院院長の劉玉樹氏は、これまでに医療チームを率いて末端まで何度も出向き、医療と医薬を農村に提供してきました。グループ討論の席上、彼は「県レベルの病院整備すれば、中国の医療問題の大半は解決できる」と指摘しました。(張雪)
   凌鋒委員:政協委員で有名神経外科専門家の凌鋒氏は政協のグループ討論の中で「政協の提案はすべて行く場所があり、すべて回答があり、政協委員は肩にかかる責任の重さを深く感じている」と述べました。(張雪)
   毛新宇委員:毛沢東の孫の毛新宇氏は今期政協に「砂漠化対策」と「淮河汚染対策」の2つの提案を携えて来ました。彼は環境保護と民生という2つのテーマに最も関心を寄せています。(張雪)
   3月4日午前、政協委員でノーベル文学賞受賞者の莫言氏が文芸界のグループ討論に参加しました。多数の記者がコメントを期待しましたが、莫言氏は発言を控えたままでした。(張雪)
   グループ討議終了後、委員が滞在ホテルのロビーにある臨時の郵便局を訪れ、買ったばかりの両会の記念封筒に、自ら当日の日付印をスタンプしているのを見ました。(張雪)
   全人代プレスセンターはプレス発表会を取材する外国人記者のため、ホテルと人民大会堂を結ぶ送迎車を運行、このパーソナルなサービスは外国人記者に極めて好評です。(段非平)
   3月3日、全国政協第12期第1回会議開幕式が人民大会堂で行われました。政協会議は経済界、教育界など全部で34の業界で構成されています。中国外文局からの4名の委員はニュース・出版界と対外友好界に分かれており、彼らはこの2つの分野から国家に提案・献策を行います。(段非平)
   『人民中国』は唯一の日本語雑誌として、多くの中国語や外国語の新聞・雑誌・書籍など刊行物とともに両会のプレスセンターに陳列されていて、内外の記者に無料で提供されています。(張雪)

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