第3回中国国際著作権博覧会が北京で開幕 日本館で多彩なイベント
文・写真=馬島由佳子
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閻暁宏中国国家版権(版権・著作権)局副局長(左から2人目)、近藤誠一文化庁長官(左から3人目) |
11月18日、第3回中国国際著作権博覧会が北京国家会議センターで開幕した。博覧会のテーマは「交流、協力、革新、発展」。アニメ、映画、音楽など各分野の著作権の保護を国際間で協力して行い、取引市場の拡大と産業化を対話と交流を通して推進するのが目的。今回日本は「主賓国ブース」を受け持った。「日本館」ブースの面積は会場内最大の522㎡。日本館の開所式では閻暁宏中国国家版権(版権・著作権)局副局長、近藤誠一日本国文化庁長官らがテープカットをして博覧会の開幕をアピールした。
日本館の展示ブースには日本のアニメ、映画、テレビ番組、ゲームなどの商品が陳列され、また日本の四季を彩る品々が並べられた。さらに、ブース中央にはステージが設けられ、日本舞踊などが披露された。上海からは日本の和太鼓グループ「和響」が参加、迫力ある演奏を行った。上海万博のアジア広場でも公演したメンバーたちは、「演奏中に観客の様子がよく見えました。中国の方が熱心に聴いてくれていたのが分かりとてもうれしいです。日本の打楽器文化も伝えられたら」と笑顔で語っていた。20日にはカラオケとコスプレ大会、21日には生け花の実演が行われる。日本の伝統文化から大衆文化までが幅広く展示され、様々な催しが行われる今回の博覧会は18日から21日まで4日間開催される。
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華やかな日本舞踊も披露された |
上海から参加した日本の和太鼓グループ「和響」の演奏 |
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日本の四季を体感できる展示物も |
日本の音楽著作権コーナー |
人民中国インターネット版 2010年11月19日