中国青年代表団メディア分団訪日レポート①
2011年度 第1期中国青年代表団 東京へ
日本政府の招きにより、全国青聯が派遣した中国青年代表団の一行315人が6月29日、東京に到着し、8日間の友好訪問をスタートさせた。
これらの青年団は、2011年度第一期の中国青年訪日団であり、日本の大震災の発生後、中国が派遣する最大規模の訪日団である。代表団は青年就業者、青年経済就業者、青年メディア就業者、青年教育就業者、青年環境保護就業者、青年映像視覚就業者、青年観光就業者および青年司法就業者の8団にわかれ、東京訪問後、それぞれ福井、愛知、兵庫、新潟、京都、大阪、長野などを訪問し交流する。団員は、日本の政治、経済、社会、文化について知識を深め、関係する領域を参観し、日本の青年たちと交流する。
今回の活動は、2007年12月に中日の指導者が署名した「“中日青少年友好交流年”活動の関連行動計画」に基づく。双方は、2008年の“中日青少年友好年”ののち、中国両国政府は4年連続で毎年、4000人規模の青少年の相互交流活動を実施するという取り決めを結んでいる。
「中日平和友好条約」締結30周年を記念し、さらに中日関係を改善し、発展させるため、2007年11月20日、温家宝・国務院総理と福田康夫首相は、シンガポールでの会談時、2008年を“中日青少年友好交流年”とした。
“中日青少年友好交流年”は、2007年の“中日文化体育交流年”と中日国交正常化35周年ののち、さらなる両国の国民感情を増し、両国の友好事業の継承者を育成することを双方が主眼とした重要な交流活動である。
2007年12月28日、中日両国政府は、福田康夫首相の訪中期間、「“中日青少年友好交流年”活動覚書」に署名した。「覚書」のなかで、両国の文化、学術、環境保護、科学技術、メディア、ビジュアル、観光などの領域において系列的な青少年の交流活動を行い、2008年より連続4年、毎年、4000人規模の青少年相互訪問を行うことを明記している。(文=段非平)
人民中国インターネット版 2011年6月29日