『南風窓』現代中国企業の30年
2014年6月4日
現代の中国企業の始まりは1984年だ。この年、中国における改革の重点は農村から都市に移り、鄧小平による南方視察はビジネスブームを引き起こした。またこの年、レノボやハイアール、上海大衆など新たな企業が誕生した。その後30年来、これらの企業の成長と発展は、中国の社会変遷と市場経済の発展をはっきりと反映している。
中国の市場経済と共に成長してきた企業家たちは、財産を築くと同時に、社会的な地位をも手にした。しかし、財産は地位や栄誉だけでなく、責任も伴う。市場経済の将来は資本の積み立てだけでなく、莫大な財産が蓄えられた後、改革の次段階において生産力、イノベーションおよび価値観を追求するべきだ。こうした歴史の転換点を迎え、中国の未来を担う企業家がしかるべき役割を果たすことをだれもが期待している。
人民中国インターネット版 2014年7月