『中日之間:誤解と錯位』
李長声 編著
中日両国は、「親しい見知らぬ人」同士と呼ぶことができる。「親しい」という言葉は両国の交流史が長くて、文化や価値観などが非常に似ていることを意味し、「見知らぬ」という言葉は、「似ている」だけなのに「同じ」と勘違いされ、さまざまな矛盾と誤解を引き起こしていることを指す。本書は、中日関係に関心を抱き、日本に関する問題や中日関係について研究している両国の学者や作家、メディア関係者など20人余りが、人気ネットコラム『大家』に投稿した記事をまとめたもので、鳩山由紀夫元首相が序文を記した。さまざまな分野から日本の社会や文化を紹介し、中日関係において「自分の物差しで人を計る」、「相手の立場に立って考える」、「価値によって判断を下す」ように訴えている。(社会科学文献出版社 2014年7月 39元)
人民中国インターネット版 2014年9月