『老生』
賈平凹 著
『老者の語り(仮訳)』
茅盾文学賞を受賞した賈平凹氏の最新長編小説だ。葬式で歌唱を専門にしている年老いた歌手はいまわの際に、四つの時代に生じた陝西省南部の四つの村に関する四つの物語を語った。それぞれ1920年代~40年代に活躍した「陝南ゲリラ」、50年代~60年代の土地改革、60年代後半~70年代の文化大革命、80年代に始まった改革開放。これらの物語は、何世代にもわたる中国人の運命を記録しており、中国現代社会の発展の縮図といえる。(人民文学出版社 2014年9月 36元)
人民中国インターネット版 2015年1月