『自行車与近代中国』
徐濤 著
『自転車と近代中国(仮訳)』1980年代から1990年代にかけて、中国は自転車保有率が世界一であったため、「自転車王国」と呼ばれていた。おびただしい自転車の流れはかつて、中国の都市特有の風景として知られていた。自転車は西洋からの舶来品として現れ、中国社会ひいては中国人の日常生活に浸透し、「自転車王国」を形成した。この詳しい過程のほか、自転車が近代の中国人の生活習慣や美意識などに与えた影響などについて、本書は豊富な歴史資料と貴重な写真を通じて紹介している。 (上海人民出版社 2015年1月 65元)
人民中国インターネット版 2015年5月