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『大象的退却:一部中国環境史』

マーク・エルヴィン(英)著 梅雪芹ほか訳 

『ゾウの後退:中国の環境史(仮訳)』4000年前、ゾウはかつて北京を含む中国の広範な地域に生息していた。しかし現在、野生のゾウを見かけるのは南西部に位置する数カ所の自然保護区だけだ。野生のゾウの南西部への移動は、古代中国における環境の変化を示している。作者は膨大な資料に基づいて、ゾウの生息地減少を引き起こした自然的および人為的な要因を分析し、森林伐採や土地開発、水利工事などの人為的な要因が自然環境に大きな影響を与え、ゾウの生息地減少の主な原因となったと指摘している。 (江蘇人民出版社 2014年12月 68元)

 

人民中国インターネット版  2015年5月

 

 

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