『従対立走向共生――小松昭夫“和文化”的理念与実践』
張可喜 魏亜玲 編著
『対立から共生へ─小松昭夫の「和の文化」の理念と実践(仮訳)』
本書は、元新華社駐日記者で新華社世界問題研究センター研究員の張可喜氏と、日本の財団法人人間自然科学研究所理事の魏亜玲氏が、小松電機産業株式会社の代表取締役で財団法人人間自然科学研究所理事長の小松昭夫氏がこれまでに発表した文章や講演、関連報道に、著者が小松氏との交流から感じた内容を加えて編集したもの。小松氏の「和譲という精神を発揚し、戦後の責任を履行し、対立から共生へ向かっていく」という「和の文化」の理念と、彼が20年余りにわたって各地で行ってきた反戦平和活動などの業績を紹介している。著者は「和の文化」の理念が歴史認識問題の解決のために良い思考の道筋を提供し、東アジア諸国の平和と安定、協力と互恵の実現に役立つと考えている。(学苑出版社 2016年1月 68元)
人民中国インターネット版 2016年2月