『漢訳与謝蕪村俳句集』
与謝蕪村 著 王岩 訳
与謝蕪村(1716~1783年)は松尾芭蕉や小林一茶と並び称される江戸俳諧の巨匠の1人で、俳画の創始者。大学院で日本文化を研究していた訳者は与謝蕪村の俳句と出会って一目惚れし、それから20年間かけて2000余りの俳句と俳詩を翻訳した。本書は春・夏・秋・冬の4パートからなり、訳文、原文、簡明な解説という順序で構成されている。原文を可能な限り五言や七言の漢詩の形式に翻訳。中国の読者が原文の美しさを感じられ、かつ、中日両国文化の共通性を体感できるように配慮している。 (人民文学出版社 2015年3月 66元)
人民中国インターネット版 2016年5月