木版で見る中国と日本の今昔
浙江省文化庁との協力で、東京・虎ノ門の中国文化センターが1年にわたって開催する「浙江省文化年」の第3弾で、中日両国の版画を展示する「中国美術学院木版画展」が、7月11日から21日まで行われる。
浙江省杭州にある中国美術学院は、北京の中央美術学院と並び中国最高峰の美術大学として知られる。展示は「古代」と「現代」の2部構成で、古代の部は両国の古い版画作品や制作器具の展示と制作方法の解説などから、版画文化発展の道のりを探る。現代の部では、中国美術学院の木版画約70点、木版約30点、東京藝術大学版画研究室の作品約10点と、多摩美術大学の古谷博子氏による特別出品作などを展示。開幕式は11日15時からで、中国からの訪日団も参加を予定している。入場無料。
中国文化センター
住所:東京都港区虎ノ門3-5-1 37森ビル1F
アクセス:銀座線「虎ノ門」駅2番出口より徒歩7分
日比谷線「神谷町」駅4a番出口より徒歩5分
電話:03-6402-8168
人民中国インターネット版 2017年6月