『中国情縁 我的人生之旅』
星屋秀幸 著
著者の星屋秀幸氏は現在、上海に駐在し、森ビルグループの森大厦(上海)有限公司、上海環球金融中心有限公司の総経理などを務める。1979年に北京語言学院(今の北京語言大学)に留学生として派遣されたことをきっかけに、中国と切っても切れない縁を結んだ。99年と2003年に彼は上海で際立った貢献を果たしたために、2度も「白玉蘭(ハクモクレン)賞」を授与された。本書は著者の自伝であり、38年にわたる彼と中国人民の友好交流のストーリーを記録し、改革開放後の中国、特に上海市の大きな変化およびそれに関する著者の考えを反映している。中日間にはたくさんの見解の相違と矛盾があるが、信頼関係と意思疎通を保てば、どんな問題も解決できると著者は考えている。草の根交流、民間交流を通じてこそ、中日関係が改善でき、そこには無限の可能性も育まれている。 (上海人民出版社 2017年5月 56元)
人民中国インターネット版 2017年7月