私の家は紫禁城
本教育展は故宮博物院と香港康楽・文化事務署の共催で、主に青少年児童向けとなっている。参観に来た子どもたちは、康熙帝(1654~1772年)が生まれた景仁宮で、展示パネルや立体模型、マルチメディア映像などさまざまな方法によって故宮文化と中国伝統文化を理解できる。展示は四つのパートに分かれている。一つ目は「宮院をめぐる」で、皇宮の庭や建物の特徴を紹介している。二つ目は「宮殿を見る」で、世界最大の木造建築群を建造した紫禁城の職人たちの知恵と彼らの建築の秘訣を紹介している。三つ目は「皇家の樹」で、故宮で生活している皇帝の親族やその生活、子弟教育および宮中の規定などを紹介している。四つ目は「動き出そう」で、主にマルチメディア映像を使って故宮の歴史と宮中の生活などを再現している。本展覧会と同名の書籍もすでに販売され、そこでは気軽で生き生きとした方法で故宮の起源や建築の特徴、人物、歴史などを紹介している。
日時:開催中~10月18日 8:30~17:00(月曜日休館)
住所:故宮博物院景仁宮(北京市東城区景山前街4号)
料金:60元(故宮入場チケット)
人民中国インターネット版 2017年10月