出稼ぎ子女の居住地における大学入試は、教育の公平の実現のひとつの根本的なルートであり、中国の都市化、農業人口が都市人口に変わる過程でもあり、遅かれ早かれ解決すべき問題である。
当然、北京や上海、広州などの大都市では、この推進は難度が高く、進行速度が遅いというのは理解できる。しかし、積極的に問題を解決する態度は持たなければならない。そして、出稼ぎ子女の大学入試に対するプレッシャーが比較的少ない省では、これは少し早く進めることができるだろう。中国では各地における違いは大きく、同じ歩調で進めることはできず、少しずつ進めてゆくことしかできないが、この趨勢は決して変わることはないと言える。
人民中国インターネット版 2013年3月5日 |