今回、国務院は『所得分配制度改革のいっそうの推進についての若干の意見』の中で、慈善事業を所得分配制度改革の1項目としたが、これは慈善事業の地位と役割を高めるものだ。かつてわれわれは慈善事業を取り上げる場合、社会保障の補充と考えていた。時には、慈善事業を行うこと、危機や困難に直面している人を助けること、人助けを喜びとすることなどを道徳のカテゴリーに入れてその精神を発揚しようとしてきた。しかし現在では、慈善事業は所得分配制度改革の範ちゅうに入っており、これは慈善事業が、所得分配の調整、貧富格差の縮小、社会の調和という分野で、より重要な役割を果たしていることを表している。
現在、民政部は慈善立法成立の加速と、慈善組織育成に力を入れること、慈善事業発展のメカニズムを刷新することなどを通じて慈善事業を発展をいっそう推進している。
人民中国インターネット版 2013年3月14日 |