中日友好の信念を固め 両国関係の改善、発展をともに推進しよう
 中日国交正常化からすでに風雨に満ちた42年の歳月が流れました。中国人は「四十にして惑わず」と言いますが、今日の中日関係は理性的で成熟した「不惑」の段階に入らなければなりません。率直に申しますが、両国関係の健全な発展を困惑させている現実的な問題が依然として少なからず存在し、特にここ数年、中日関係に非常に深刻で困難な局面が現れ、両国人民を憂慮させているだけでなく、国際社会の大きな注目を集めています...
「東京-北京フォーラム」次の「10年開催」に向け調印式開く
第10回北京-東京フォーラムが閉幕、「東京コンセンサス」発表
張沱生「中日の安全保障体制構築が直面する4つの課題」
 
中国国務院新聞弁公室主任
蔡名照
 中日両国のように、運命的につながり、利害関係が深いにもかかわらず、多くの歴史的、感情的な葛藤がある2国間関係は世界中にありません。またこれほど多くの有識者が平和友好の信念を堅持し、両国間の友好事業を呼び掛け奔走しているような2国間関係もないでしょう...
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外務大臣
岸田文雄
 両国間には難しい問題が存在し、難しい状況にあるが、関係改善を願う民意が根強いことに注目しなければならない。そして、何としても、そこから関係改善を糸口を見つけなければならない。各界が対話に向けて動いているのをうけて、日本政府も、関係関係改善に向け手動きたい...
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中国外文出版発行事業局局長
周明偉
 世論調査は決してすべてではない。情緒的なものが強調されてしまい、本心が現れないこともままある。報道も同じで、人によって受け止め方が違う。社会的構造の違いもさることながら、現在の中日関係悪化の中で客観的事実を述べても、受け止める側の印象が変わってしまうことは十分に考えられる...
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元内閣総理大臣
福田康夫
 日中と言う二大経済が経済の室をたかめる戦略の立案、環境、エネルギー政策、社会保障政策の充実協力して、共通の課題に対処していくことが重要。「いがみあうアジア」から、脱出することが必要。外交に勝ち負けがあってはならないことをお互いが知るべき...
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新中日友好21世紀委員会事務局長
陳健
 中国の脅威を喧伝するのは一体策略なのかそれとも戦略なのか?もし前者であるなら、自らの目的達成のために中国を持ち出すのは国内的にも国際的にもすでに利用価値は大きくなくなっており、多少慎むべきだし、その可能性がある...
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認定特定非営利活動法人言論NPO代表
工藤泰志
 課題が多くてもそれに挑み続けることが大切であり、このような議論の場はアジアの未来にとっても財産になるであろう。10回目を迎える今日は、次の10年へと向かう出発の日でもある...
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「東京-北京フォーラム」とは

 「東京-北京フォーラム」は、日本と中国の最も重要な民間のハイレベルな対話として毎年開催されているフォーラムです。中国で反日デモなどが深刻化した 2005年から毎年、日本の非営利団体である言論NPOと中国のメディアである中国日報社(チャイナ・デイリー)の主催で、北京と東京の両都市で交互に開催されています。

 毎年両国の有識者100名が出席し、政治・経済・メディア・安全保障などの分科会で、すべてオープンな形での議論を行っています。また、フォーラムに先立って日中共同の世論調査を毎年実施 しており、両国内の世論と連動した対話が行われます。

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