奈良県が陝西省と友好提携関係樹立
西安市で中国初の日本考古資料展も
奈良県は9月2日、中国の陝西省と友好提携関係を樹立した。奈良県が海外の地方政府と友好提携関係を結ぶのは初めて。両県省は奈良平城京と唐の都長安（現在の西安市）に代表される歴史的なゆかりが深い。今後は友好交流だけでなく、経済、科学技術、文化、観光など各方面での積極的な交流を促進する予定。また両県省と奈良県立橿原考古学研究所などの共催で10月21日から、西安市の陝西歴史博物館において、中国初となる日本の考古資料展覧会「日本考古展―古都奈良出土文物精華展」を開催。藤ノ木古墳の装飾用馬具や耳飾りなどの国宝、「卑弥呼の鏡」との説がある黒塚古墳の三角縁神獣鏡などの重要文化財はじめ多くの文物が公開される。写真は郭永平・陝西省人民政府高級顧問（左）と荒井正吾・奈良県知事。（『人民中国』2011年10月号より）(朗読＝光部 愛)
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写真提供・奈良県 |
人民中国インターネット版 2011年10月
