盲降
[計器着陸]
もともとは計器着陸装置の俗称だ。今では、悪天候などの影響でパイロットが肉眼で滑走路を確認できない場合に、計器を利用して着陸することを意味する。2013年以降、中国の中・東部などで大気汚染に起因するスモッグによる飛行機の遅延や欠航は少なくない。従って、中国民用航空総局は2014年1月1日より、旅客者数がトップ10に入る空港(例えば上海、広州、成都などにある空港)から北京に向かう路線のパイロットは、「二類盲降運行資格」を有していなければならないという通達を出した。つまり視界が400㍍以下に悪化した場合、パイロットは計器着陸装置を使って飛行機を着陸させる能力を身に付けなければならないということだ。
人民中国インターネット版 2014年1月