「壺天宣豫」──故宮博物院所蔵の清朝宮廷演劇文化財特別展
演劇は中華民族の優れた文化財の一つだ。清代の皇帝や皇后たちは演劇を特に好み、宮廷演劇を最高峰にまで発展させ、演劇の公演を朝廷儀典に初めて取り入れて、比類のない宮廷演劇文化を育んだ。
本展は、中国国家大劇院と故宮博物院による共催で、故宮博物院が所蔵する清代の宮廷演劇に用いられた3万点余りの文化財から140点余りの舞台衣装や道具、脚本、戯画(演劇の登場人物や物語を題材に創作された絵)などをえりすぐり、「清朝宮廷演劇の場所」「清朝宮廷演劇の内容」そして「清朝宮廷演劇の組織・機構およびその他」の三つのパートを通じて、清朝宮廷演劇の舞台裏を紹介し、その栄枯盛衰や独特な魅力を総合的に伝えている。多くの文化財は、中国国内で初めて公開されるものだ。
開催日時:2013年12月22日~2014年3月18日
開催場所:中国国家大劇院北水下回廊東展示ホール(北京市西城区西長安街2号)
入場料金:30元
人民中国インターネット版 2014年3月