网晒心理学
[ネット公開の心理学]
ミニブログ(中国版ツイッター)や微信(中国版LINE)の友人の輪など、インターネット上で自分の気持ちや子どもから食事まで、さまざまなものを公開するという「さらす行為」が日々氾濫している。心理学では、こうした他人に自分自身や自分の日常をやたらに紹介したがる現象への研究を「网晒心理学(ネット公開の心理学)」という。このような行為が広く流行することによって自分自身をさらすだけでなく、他人のことも詳しく知ることができるので、互いに親しくなって孤独感を和らげられるという。また、他人から称賛された時には、非常に幸せな気分になれるという。ただ、自分自身を過剰に意識するあまり、プライベートを何もかもさらけ出すことには危険が伴う上に、見ている人を不愉快にさせ、ナルシストというイメージを作り上げてしまうかもしれない。また、優越感に浸るために自分をひけらかすような行為は、ただ反感を買ってしまうだけだろう。
人民中国インターネット版 2014年6月