People's China
現在位置: コラム予告

故宮博物館所蔵歴代書画作品展

 
 

 

 

中国の書道と絵画芸術はともに悠久の歴史を誇り、その発展過程においてどちらも同じ毛筆や墨、紙、硯を使用し、線を基本的な表現手法としており、また筆使いや叙情的な美意識の追求においても相通じるものがある。その後、書道と絵画は二つの異なる芸術ジャンルとして確立され、前者は叙情性を重視し、後者は写実性を強調するものへと発展を遂げたが、数千年もの歴史において双方は終始、互いを手本とし、共に発展してきた。  

故宮博物院は、中国の古代書画を数多く収蔵している。その中には、晋、唐、宋、元の各時代から受け継がれてきたこの世に一つしかないという珍品もあれば、明および清代の各画派の大家による代表作もあり、古代書道と絵画芸術の発展の歩みを明快に、体系的に示している。本展では、米芾、趙孟頫、唐寅、董其昌、王铎など、書画の大家による優秀作品も鑑賞することができる。

 

 

開催期日 :2014年4月30日~6月29日

開催場所 :故宮博物院武英殿書画館(北京市景山前街4号)

入場料金 :60元

 

 

人民中国インターネット版 2014年6月

同コラムの最新記事
『恋に落ちたサイ』
ピカソ:ヴォラールシリーズ版画展
『あなたと手をつないで……』『かもめ』
「壺天宣豫」清朝宮廷演劇文化財特別展
皇家糧倉劇場版・昆劇『牡丹亭』