2014年6月号のオーディオ

交流＆イベント

「首都間交流の回復を」唐家璇氏が舛添都知事と会談

中日友好協会会長の唐家璇元国務委員は4月24日、北京の釣魚台迎賓館で東京都の舛添要一知事と会談した。唐会長は会談の冒頭で、「東京と北京の交流回復につながるよう望んでいます」と述べ、また中日関係について、中国側は対話や協議で不一致や矛盾を処理し、両国の各分野における友好交流と協力を推進すると表明した。舛添知事は、環境問題や青少年交流の分野で「必ず協力できると信じています」と応じた。（中国日本友好協会）

中日アニメの貴重な歴史文献を展示

4月29日、「中日アニメーション歴史文献展」が杭州市の中国美術学院で開催された。本展では中国国産アニメ映画『大暴れ　孫悟空』の原稿などの文献資料や、1958年に制作された日本アニメ史上初のカラー長篇映画『白蛇伝』のコンティニュティ台本やフィルムなどが展示された。歴史文献を通じて20世紀の中日アニメの代表作を振り返りながら、撮影、製作の過程を紹介している。（新華ネット）

中日韓識者が切り開く東北アジア協力の新ビジョン

第9回「中日韓賢人会議」が4月22日、中国の江蘇省揚州市で開かれた。中国、日本、韓国から訪れた識者達は、北東アジア協力の新しいビジョンを切り開くよう異口同音に呼びかけた…。

等身大ドラえもん100体が「ハイ、ポーズ」

「100のドラえもんの秘密道具博覧会」が4月19日に北京で開幕し、初日から多くの人々が会場を訪れた。同日、さまざまなポーズをとった等身大のドラえもん100体が「もしもボックス」や「タケコプター」「どこでもドア」「タイムマシン」など100種類の秘密道具と共に北京市内の百貨店に登場した。同博覧会は6月22日まで開催される。（中国新聞ネット）

笹川科学研究助成金が中国人研究者に交付

４月25日、東京で日本科学協会と笹川スポーツ財団の合同開催による「笹川科学研究助成および笹川スポーツ研究助成『研究奨励の会』」が開かれた…。

日だまり

難問山積の「クルマ社会」

北京暮らしは１９９２年以来ですが、この間に「自転車社会」から「クルマ社会」に一変したことが中国の変化を象徴していると感じます。連休には家族連れやカップルでドライブを楽しむ人が増え、住宅街が郊外に広がるにつれマイカー通勤する人も増えています。週末の北京の大衆紙に、車の広告の別刷りが折り込まれているのも、車が大衆化している証拠だと思います…。

＠China 私と中国

地元と協力し緑化推進を目指す

今年４月、環境ＮＧＯ「緑の地球ネットワーク（ＧＥＮ）」の緑化ワーキングツアーに参加するため、山西省大同の黄土高原を訪れました。ＧＥＮの活動に参加するのはこれで３回目です。現地では、一面が黄土色の高原に植林します。ここに木が成長し根を張ることで、雨で流される土砂と風で飛散する黄砂を減らせます。この地域はかつて森でしたが、人間活動によって緑が消失したまま現在に至るそうです。そんな地域に私たちは地元の方々と共に木を植えます。木が育つには数十年という歳月がかかるので、緑化活動では植林よりも後の管理が重要です。なので地元の方々の理解を得て、彼らと協力することは何よりも大切です。そのため植林以外に、白酒を飲みかわす食事会や地元の小学校で子どもたちと交流する機会もしっかりと用意されています…。

新語ネット語

网晒心理学（wǎng shài xīn lǐ xué） [ネット公開の心理学]

ミニブログ（中国版ツイッター）や微信（中国版LINE）の友人の輪など、インターネット上で自分の気持ちや子供から食事までさまざまなものを「さらす行為」が日々氾濫している。心理学では、こうした他人に自分自身や自分の日常をやたらに紹介したがる現象を「网晒心理学（ネット公開の心理学）」という。このような行為が広く流行することによって自分自身をさらすだけでなく、他人のことも詳しく知ることができるので、互いに親しくなって孤独感を和らげられるという。また、他人から称賛された時には、非常に幸せな気分になれるという。ただ、自分自身を過剰に意識するあまり、プライベートを何もかもさらすことには危険が伴う上に、見ている人を不愉快にさせ、ナルシシストというイメージを作り上げてしまう。また、優越感に浸るために自分をひけらかすような行為は、ただ反感を買ってしまうだけだろう。

死磕（sǐ kē）[とことん～をする]

脑补（nǎo bǔ）[脳内補完]

落地（luò dì）[実行に移す]

全文ご覧になりたい方は、2014年6月号をご覧ください。

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