网农
[ネット販売農家]
インターネットの発展に伴って誕生した新時代の農民。彼らはネットショップを開き農産物の販売をしている。ネット販売には地域的な制限がなく、流通経路もシンプルという優位性があり、利用者数や取引額は劇的に増えている。中国の電子商取引最大手アリババグループの研究データによると、アリババ傘下のショッピングサイトに登録する農民経営のショップは160万軒を上回っており、昨年1年間の総取引額は1400億元(約2兆6600億円)余りに上ったという。また、「网农」の隆盛によって多くの出稼ぎ労働者が故郷に帰って創業しており、これは農村の「空洞化」を緩和し、農村の留守家族問題など社会問題の解決にも役立っている。
人民中国インターネット版 2015年11月