供给侧改革
[サプライサイドの構造改革]
構造改革を通じて供給側の各要素を合理化し、経済の発展を促進すること。供給側の要素とは、労働力や土地、資本、イノベーションなどだ。具体的な措置としては、計画出産政策の緩和による人口ボーナスの補強、土地の効果的活用による不動産バブルの制御、企業の所得税減税による利益増加、奨励メカニズムの構築による革新意欲の醸成などが挙げられる。そのほか、政府も行政の簡素化と一部権限の企業への委譲によって、市場に決定的な役割を果たさせるべきとしている。この言葉は昨年11月10日に習近平党総書記によって中央会議で初めて提起され、最も注目される経済用語となった。改革による製品の品質向上で、一般市民は海外旅行で外国製品を大量購入したりネットで海外の品物を取り寄せたりする必要がなくなり、民間資本の導入によって、住宅や医療、教育などの社会サービスをより合理的な価格で享受できるようになることが期待される。
人民中国インターネット版 2016年2月