抱团养老
[集団老後生活]
高齢者が自発的につくり出した老後生活モデル。同じ趣味や似たような生活スタイルを有する高齢者が住宅の住み替えを通じて隣人となり、集団で老後を送る暮らし方を指す。近年、都市化の推進と「一人っ子」政策の影響で、「空巣老人(子どもがいないか、いても身近に住んでいない高齢者)」の数がますます増えている。多くの高齢者は子どもに迷惑をかけたくない、老人ホームにも入りたくないと考え、同郷出身者や同級生、友人と一緒に生活することを選ぶ。生まれ故郷もしくは自然環境が良いところに定住し、順番に食事を作り、好きなことや世間話をして過ごし、病気になれば互いに介抱し合う。個人の自由を保つと同時に、むなしさや寂しさを和らげ、介護する人がいない情況を防ぐことができる。しかし、この老後生活の方法はハードルも高い。一定の経済力を有し、自分のことを自分でできるだけでなく、住宅周辺に医療・福祉サービス施設や公共娯楽施設などが完備されている必要がある。
人民中国インターネット版 2016年5月