分享经济
[シェアリング・エコノミー]
「共享经济」とも呼ばれる。自分が持っている余ったリソースを有料で他人と共有する経済モデルを指す。このリソースは物だけではなく、技能や経験なども含める。同概念は早くも1978年には取り上げられているが、本当の意味での発展は、この十数年間に実現したものだ。インターネットの力が、距離や時間などの制限を越え、分散化している余剰資源を集めた。現在、誰もがよく知るところでは、共有経済の代表は相乗り、自宅の空きスペースを旅行者に貸し出す短期的サービス、クラウドファンディングなど。共有経済はこれらの特徴で若者に人気がある。例えば、相乗りは貸す側、借りる側とネットの仲介サービス側に利益をもたらしただけではなく、交通渋滞の緩和と省エネ、新しい人間関係の創出などで大きな役割を果たす。中国では、共有経済の発展が非常に迅速であり、『中国共有経済発展報告2016』によると、2015年の中国における共有経済の市場規模は約1兆9500億元(約32兆円)、参加人数は5億人を超えた。
人民中国インターネット版 2016年7月