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『飢餓的盛世:乾隆時代的得与失』

張宏傑 著 

『繁栄の中の飢饉:乾隆時代の得失(仮訳)』

 

乾隆帝(1736~1796年)の統治時代は伝統的な中国の最盛期と言われる。当時、中国は国民総生産(GDP)が世界の3分の1を占め、世界で最も強く、豊かな国だった。しかし、表面的な繁栄の裏に、多くの矛盾と危機が隠されていた。同時期、英国では産業革命を行い、米国は独立を宣告、フランスでも革命が勃発している。中国は西洋文明と接触するチャンスを失い、百年以上の衰退を引き起こす直接的な原因となった。本書は乾隆時代の各方面への分析を通じ、近代中国の立ち遅れの原因を深く検討する。(重慶出版社 2016年3月 39.8元)

 

 

人民中国インターネット版  2016年7月

 

 

 

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