『日本語で日本理解を!夫婦の「手作り・日中交流」28年』
大森和夫・大森弘子 編著
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1989年、大森和夫さんは朝日新聞社を退職し、妻・弘子さんと二人で自宅の四畳半の部屋に国際交流研究所を設立し、中国の留学生や中国で日本語を勉強している人々に「日本語で日本と日本人を理解してもらう」活動を始めた。本書は28年間にわたるご夫婦の“手作り”の交流の軌跡を紹介し、日本語教材の作成・寄贈、日本語作文コンクールの開催、「中日友好」に関するアンケート調査などの活動の詳細、またこれらの活動の順調な進行を支えたさまざまな出会いを記録した。このほか、中国の学生や教師から届いた“生の声”、豊富なカラー写真を収めた。(日本僑報社 2016年6月 1900円+税)
人民中国インターネット版 2016年8月