大元三都
古代、皇帝の住む都は数千年の歴史の積み重ねを経て、徐々に、場所の選定から計画、建設に至るまで、機能的ニーズにかない、かつ美的感覚にも合致した造営理念を形成した。元の世祖・フビライが天下を統一した後、上都・大都・中都という3つの壮大な都が次々と造られ、その高大で壮麗な様子はそれまでの時代を超えていた。現在の北京市街地に位置していた元の大都は、至元4(1267)年に造営が始まり、至元13(1276)年に完成した。
2016年は元の大都の築城740周年であり、首都博物館の開館35周年でもある。この機会に首都博物館は「大元三都」展を開催することとした。同館の秋季特別展も同時に幕を開ける。
期間:9月9日~12月9日
場所:首都博物館 1階B展示室(北京市西城区復興門外大街16号)
料金:無料
人民中国インターネット版 2016年12月