重慶市歌舞団オリジナル舞踊劇『杜甫』
舞踊劇『杜甫』は重慶市歌舞団が15カ月かけて丁寧に創作・演出した作品で、国家芸術基金の2015年度援助プロジェクトだ。偉大な詩聖・杜甫の波乱万丈の一生を舞踊劇という形式で初めて舞台に再現している。
不穏な社会情勢の中で各地をさすらった杜甫の生涯。貧困や飢饉、病に直面して作られた詩は民族文化の宝となった。彼は詩によって、戦争や叛乱への深い反感と憎しみ、安定と平和な生活への切なる願いを表している。
本作品は脚本、音楽、舞台美術、服装、舞踊など全ての部分で新機軸を打ち出し、観客に杜甫の心の成長と変化を見せ、彼が描いた唐王朝を振り返らせてくれる。この舞踊劇を通じて同歌舞団が表現したいのは、彼の詩だけにとどまらず、詩人が民間に身を置きながらも国や庶民を救おうとする理想と志である。
時間:9月14日~15日
劇場:国家大劇院歌劇院(北京市西長安街2号)
料金:60/100/180/240/300/400元
人民中国インターネット版 2016年9月