『ツァンヤン・ギャムツォ』
ダライ・ラマ6世、ツァンヤン・ギャムツォ(1683~1706年)は、美しい恋愛詩篇と短くも特異な人生によって人々に知られている。優しい母親と幸せな幼少時代を送っていたが、ダライ・ラマ5世の転生者と認められたため、母親から離れて寺で生活することに。14歳の時、ダライ・ラマ6世に即位。しかし、厳格な戒律と権力の操り人形になることに耐えられず、ポタラ宮で故郷と母親を懐かしく想うようになった。その後、ラサのパルコル(八角街)で出会った若く美しい女性と恋に落ち、自由と愛情を追求するために束縛から抜け出そうと決意する。同作品は上記のような20歳以前の彼の人生を5幕に分けて描く。民族舞踊と民謡を数多く取り入れ、青年詩人の成長物語を生き生きと描くと同時に、素晴らしく輝かしいチベット文化を分かりやすく伝えている。
時間: 5月27日~29日 19:30~
会場:国家大劇院歌劇場(北京市西長安街2号)
料金:100/180/300/380/430/480/580元
人民中国インターネット版 2016年5月